リウマチの原因は腸の炎症だった!?万病の元リーキーガット症候群について解説

    スポンサーリンク

    当記事を読むと

    リウマチの原因と言われているリーキーガット症候群

    リーキーガット症候群の原因で有名なカンジタ菌(真菌)レクチン(植物性タンパク質)について

    リーキーガット症候群予防方法(カンジタ除菌とレクチンフリー)について

    わかります!

    下記の項目に当てはまる人は
    この記事を読む事をお奨めします

    • パンやスイーツなど甘いものが大好きでやめられない
    • 食べても食べてもすぐお腹が空く
    • 食後、異常にお腹が張ってオナラがたくさん出る
    • 便秘・下痢・腹痛を繰り返す
    • 炎症性腸疾患がある
    • リウマチなどの自己免疫疾患を患っている
    • アトピーや湿疹や蕁麻疹など慢性的な皮膚トラブルがある
    • 頭痛持ち
    • 生理前の不調(PMS)がある
    • 何度かカンジタ膣炎になった事がある
    • 気分障害、抑うつ傾向にある
    • 雨の日や梅雨の時期になると体調を崩す
    • 健康に良いと言われる野菜や発酵食品を積極的に摂っているがイマイチ体調が良くならない

    お忙しい方や結論から見たい人は【まとめ】からみてね!

    目次

    はじめに

    当記事はこれらの本書を参考に作成しました。

    万病の元と言われるリーキーガット症候群とは

    リーキーガットってそもそもなんなの?

    リーキーガットを直訳すると
    リーキー(漏れやすい)
    ガット(腸)となり
    日本では腸もれと訳される事が多いです

    腸もれ!?
    腸から何か漏れるの?
    それやばくない?

    そうなんです
    漏れるとヤバいんです
    これからそのヤバさについて
    お話ししますね。

    本来通過してはいけない物質(異物)が腸壁から漏れ出てしまう

    まずはお話の舞台となる
    小腸についてザックリ説明します。

    私たちの消化器官は口から順に

    口腔、食道、胃、小腸(十二指腸、空腸、回腸)、大腸、肛門とありますが

    リーキーガットになる部分は、この中の小腸になります。

    小腸は胃でドロドロに消化された食べ物を

    小腸内で分泌される消化酵素によってさらに消化し

    それによって分解された栄養素を吸収する場所です

    腸については
    小腸栄養素を吸収する場所
    大腸水分を吸収する場所とだけ
    分かっていれば大丈夫です
    (詳しく説明したら本題に行けなくなるので…w)

    小腸の正常な働きとしては

    小腸の壁にある絨毛と言われる無数のヒダのようなもので

    極限にまで分解された栄養素(ブドウ糖、アミノ酸、モノグリセリド、脂肪酸、ビタミン・ミネラルなどの微量元素)を吸収血液内に送り込み、肝臓を通って全身に栄養を届けます。

    それ以外の未消化物や細菌・ウイルスなどの有害物質は

    腸管内免疫細胞によって腸管から排出されます。

    正常な絨毛組織はそれぞれの細胞が固く密着しており

    未消化物や有害物質などが入れないよう

    一定以上の大きさのものは吸収されないようになっています。

    しかし!!

    何らかの影響によって腸壁が傷つき炎症が起きた場合

    絨毛組織の結合部分が緩み、それまで通れなかった物質までもが

    血液内に入り込むようになってしまいます

    これがリーキーガット(腸もれ)という状態です

    リーキーガットになると体はどうなるの?

    本来、正常な体では

    食べたお肉(タンパク質)はアミノ酸にまで分解されなければ

    小腸に吸収されないようになっています。

    吸収されたアミノ酸は肝臓で遺伝子に基づいて並べ替えられ

    【自己タンパク】として合成されます。

    だから他の生物のタンパク質を食べても異物とは認識せず
    食べたタンパク質が自身の一部として再構築(代謝)されるというわけですね。

    ところが!

    【リーキーガット】の状態では

    アミノ酸になる前に吸収されてしまいます😵!!

    すると、それは自身のタンパク質ではないので

    免疫系がそれを異物と判断し、すぐに攻撃して排除しようとします。

    なんかこの流れ
    銀歯の時にもありましたよね…

    未消化のタンパク質だけではなく

    腸内細菌が作る毒素食べた野菜に含まれる毒素までもが

    緩んだ腸壁の隙間をすり抜けて血管に入り

    血流に乗って全身に流れていきます。

    これが免疫暴走させて

    アレルギーや関節炎などの不調を
    起こさせる原因となるのです。

    リーキーガットによって引き起こされる疾患とその症状

    ・化学物質過敏症

    症状:目の痛み、鼻詰まり、痒みやイライラ、頭痛、眩暈、筋肉痛、関節痛など

    ・自閉症や統合失調症

    自傷行為、空笑い、癇癪、てんかん、つま先立ち歩き、掌ひらひらなど

    ・消化器症状

    食欲低下、胸焼け、嘔気、下痢、便秘、腹痛、頻回のオナラ、逆流性食道炎など

    ・婦人科疾患

    月経前症候群(生理前の胸の張り、頭痛、便秘、イライラ、腰痛)、生理不順

    皮膚トラブル、顔の湿疹、倦怠感、不妊、抑うつ、性交痛、膣炎など

    ・男性の疾患

    勃起障害、前立腺炎など

    ・自己免疫疾患

    関節リウマチ、シェーグレン症候群、クローン病、潰瘍性大腸炎

    全身性エリテマトーデス、慢性疲労症候群など

    ・精神疾患

    うつ病、パニック症候群、集中力の低下、攻撃的な行動など

    ・アレルギー疾患

    アトピー性皮膚炎、喘息、食物アレルギー、花粉症など

    ・栄養吸収障害

    皮膚や爪や髪のトラブル(ニキビ、もろい爪、抜け毛)、成長障害、代謝障害、免疫力の低下など

    なぜリーキーガットがリウマチ(自己免疫疾患)の原因となるのか

    リーキーガットが引き起こす最も代表的な疾患の1つが自己免疫疾患です。

    上記でも説明した通り、腸は漏れやすくなると

    未消化のタンパク質分子ですら腸管をすり抜けてしまいます。

    すり抜けた未消化のタンパク質分子は免疫システムによって異物と判断され

    抗体という武器でそれを攻撃し排除します。

    またこの時漏れ出したタンパク質が、不必要にも体にこれらに対する抗体も作らせてしまいます。

    タンパク質の中には、体の組織細胞のレセプター(受容体)として働くものがあります。

    具体的にどの組織が影響を受けるかは、そのレセプターに合うタンパク質に依存します。

    その代表的なものが抗体です。

    抗体もタンパク質で、その吸収されたタンパク質に対して作られた抗体はレセプターを持ちます。

    つまり抗体は鍵穴で、吸収されたタンパク質が鍵となって抗体のレセプターに結合します。

    その抗原と抗体の結合の結果

    細胞を壊したり炎症を起こしたりします。

    これが自己免疫疾患が起こる仕組みです。

    また、体の細胞は特定の細菌、寄生生物、カンジタ菌や他のカビ菌などと似た

    抗原的な特性を持っています。

    これらが腸管から漏れて血流に入り込むと、未消化物のタンパク質が漏れ出た時のような

    反応が起きます。

    この抗原と抗体の特異的な結合による反応を
    抗原抗体反応といいます。

    この説明でリーキーガットがリウマチの原因の一つであることがわかって頂けたと思います。

    リーキーガットになる原因

    リーキーガットってそんな怖いものだったのね

    リーキーガットの怖さが分かって頂いて良かったです
    次からはリーキーガットの原因についてお話しますね。

    原因は腸の炎症

    簡潔に言うと

    リーキーガットの原因は腸の炎症です。

    では何が腸の炎症を起こさせるのか?

    炎症の原因は様々ありますが

    ここではリーキーガットの主な原因として

    カンジタ菌レクチンにフォーカスしてお話しします。

    主な原因① カンジタ菌(真菌)

    カンジタ菌は真菌の一種です。

    真菌は酵母類・キノコ類・カビ類の3種類に分かれていて

    カンジタ菌はその中のカビ類に属します

    えっ
    お腹の中にカビがいるの?

    そうなんです
    でも安心してください
    健康な人の腸の中にも1%はカンジタ菌はいます。
    (それ以外の99%は善玉菌や悪玉菌と言われる腸内細菌です)
    カンジタ菌は日和見菌の一種でもあるので
    腸内細菌叢のバランスが整っている時は悪さはしません。

    ただ、この日和見菌、善玉菌にも悪玉菌にもなり得る
    とってもミーハーで厄介なヤツなんです…

    問題はカンジタの異常増殖にあります

    カンジタ菌は普段、善玉菌や免疫防御システム、腸のp Hなどによって

    コントロールされていますが、下記に記す要因によって

    腸内細菌叢のバランスが崩れる為

    カンジタ菌が異常増殖して腸管内を荒らしてしまうんです。

    カンジタ菌を増やしてしまう要因

    ① 抗生物質

    カンジタ菌を増やしてしまう一番の要因と言われるのが、この抗生物質です。

    一般的に抗生物質は、炎症の強い肺炎気管支炎膀胱炎中耳炎などに使われますが

    その際、医師薬剤師「副作用でカンジタ膣炎になることがあります。」

    言われた事があるのではないでしょうか?

    それはなぜかと言うと

    抗生物質炎症原因となる細菌だけではなく

    善玉菌悪玉菌までも一緒にやっつけてしまう

    結果、腸管内や膣内の常在菌バランスが崩れてしまい

    カンジタ菌が異常増殖するのです。

    ひと昔前までは風邪の時によく処方されていましたが
    現在は医学会でも風邪などのウイルスに抗生物質は効かないと言う
    知識が定着してきました。
    それでもまだ、安易に抗生物質を処方する医師は存在するみたいなので、医師選びは慎重に!

    ② ピル(経口避妊薬)

    ピルは女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンが入っているお薬です。

    ピルには妊娠した時に分泌されるこれら2つのホルモンの20分の1以下程度の量が含まれていて

    それにより擬似的に妊娠した時のホルモンバランスを作ります。

    ピルの作用による女性ホルモンの分泌亢進により

    腸内や膣内の細菌叢のバランスが崩れてしまい

    結果、カンジタ菌が異常増殖してしまうのです。

    よくカンジタ膣炎になる人
    ピルを常用している人は意外に多いのではないでしょうか?
    あと妊娠中にカンジタ膣炎になった人もいるのではないでしょうか?
    その理由はこれだったんです。

    ③ ステロイド

    リウマチなどの自己免疫疾患やアトピーをお持ちの方なら

    一度は使用したことがあるであろうこのステロイド。

    なぜこのステロイドがカンジタ菌を増殖させるのかと言うと

    体で起きている炎症を自身の免疫を抑制することで抑える為

    結果、全身の免疫機能が低下し、普段は大人しい日和見菌(カンジタ菌等)が

    異常増殖してしまうのです。

    ステロイドを処方された時に
    「副作用で抵抗力が弱まって感染症に罹りやすくなります」と
    言われたことがあると思いますが
    その理由はステロイドの免疫抑制作用によるものなんです。

    ④ 砂糖や炭水化物などの甘いもの

    糖質はカンジタ菌のエサになる為、糖質を取りすぎるとカンジタ菌が異常増殖してしまいます。

    また、腸内にカンジタ菌が増殖すると無性に甘い物や炭水化物が欲しくなります。

    それはなぜかと言うと

    カンジタ菌が腸内の糖質を横取りしてしまうので体は常にエネルギー不足になる為

    エネルギー欲しさに更に糖質を摂取してしまうという悪循環に陥ってしまうのです。

    リーキーガットは不調や疾患だけでなく
    肥満の原因にもなると言われています💦

    でも、リーキーガットを治せば
    自身の不調や疾患だけで無くダイエットにもなると思えば
    やる気が出てきますねw

    ⑤ アルコール

    アルコール飲料は元々、体の細胞には本来毒である物質を含んでいます。

    アルコールの代謝は肝臓で行われ、そこで毒素が分解または体に貯蔵されます。

    アルコール自体、栄養がほとんど無いにも関わらず

    代謝するのに多くの栄養素を要する為

    それゆえ、アルコールは肝臓に負担をかけ

    それが消化能力にも影響を与えることで

    結果、腸内細菌叢のバランスを崩します。

    主な原因② レクチン(植物性タンパク質)

    レクチンとは植物性のタンパク質の総称

    少し前までは、リーキーガットの原因物質の代表格は小麦のグルテンと言われてきましたが

    現在は植物の毒と言われるレクチン自体が原因だと言うことがわかってきました。

    グルテンもレクチンの一種なので
    グルテンも変わら ずリーキーガット発症原因です

    レクチンは植物の毒

    レクチンは植物が鳥や虫に食べられることを防ぐために作り出す「毒」です。

    植物は何者かに食べられそうになっても、抗うことができません。

    そこで植物がとった生存戦略が

    「毒を作って、それを食べた動物が4ぬようにする」という事でした。

    食べられる事で、徐々に胃腸を弱らせて食べる量を減らし

    消化力を低下させる事で栄養失調にさせて、生命力を弱らせていくのです。

    また、免疫異常を起こさせて、関節や脳神経系にダメージを与えれば動けなくなります。

    そうする事で植物自身も種の保存を行なってきたというわけです。

    植物にとっては、子孫を残すための種子や発芽した芽は絶対食べられたくない為

    種子の胚の部分は特にレクチンが多く含まれていて

    発芽した時にレクチン量が最大になります。

    なんかこれって
    リウマチの発症・進行過程に似てません😨?

    私がリウマチを発症する前は
    原因不明の吐き気・腹痛・食欲不振・下痢などの胃腸障害が起きて
    消化器内科で胃カメラ・大腸カメラなど検査をしても何も見つからず
    その数ヶ月後にリウマチを発症しました💀

    この事を知ると
    レクチンを多く含む小麦や野菜を食べるのが怖くなってきますね💦
    発芽玄米とか相当なレクチン量でしょうね💦

    レクチンを多く含む食品

    それではレクチンが多く含まれている食品を詳しく説明します。

    物によっては調理方法の工夫でレクチンを無毒化できますので

    これじゃ何にも食べられないじゃん💢

    とは思わず、これらの食品を少し控えるとか

    レクチン無毒化の調理方法を取り入れてみるといった事から始めてみる事をお勧めします!

    ①豆・ナッツ類

    • 大豆(豆腐、豆乳、厚揚げ、きな粉、大豆プロテインなど)
    • 小豆(和菓子などに使われるあんこなど)
    • インゲン豆
    • アーモンド
    • ヘーゼルナッツ
    • ピーナッツ
    • カシューナッツ
    • カボチャの種

    などなど

    レクチンを最も含む食品は豆です

    特に大豆にはレシチンの他に

    「ゴイトリン」「サポニン」といった腸を傷つける成分が含まれています。

    また、炎症を悪化させる「リノール酸」

    タンパク質の消化を妨げる「トリプシン・インヒビター」などといった成分も含まれます。

    さらに、大豆などに含まれる「不溶性食物繊維」は腸内ガスを増やし、腸の働きを悪くします。

    大豆の最も安全な食べ方は発酵させる事です。

    味噌や醤油、納豆などは

    発酵によってレクチンをはじめとする有害物質がなくなっています。

    また、豆類のレクチンは100℃、10分間の加熱でほとんどが破壊できます。

    最新の圧力調理器であれば、ほぼ全てのレクチンを破壊できると言われています。

    ただ、中途半端に加熱するとかえって毒性が増してしまうので

    調理の際はこのポイントに注意してみてください。

    ②玄米・雑穀類

    • 玄米
    • とうもろこし
    • キビ
    • ヒエ
    • もち麦
    • 大麦
    • ライ麦
    • オーツ麦
    • キヌア など

    玄米の胚芽には、大量のレクチンが含まれています。

    玄米や雑穀ご飯をよく食べている方で

    貧血冷え症に悩まされている方は多く

    その理由としては、玄米・雑穀自体が消化に悪い事に加え

    リーキーガットになりやすく、それにより更に消化力が低下して

    慢性的な栄養失調になるからです。

    慢性的な栄養失調は血の成分を作る材料が足りないというわけなので

    必然的に貧血になりますし、体内での代謝機能も低下するので

    結果、体温が上がらず冷え症になるのです。

    また、玄米の不溶性食物繊維は食べすぎると

    大腸でガスが大量に発生し、腸の動きが低下して

    腹痛腹部膨満などの原因になります。

    なお、玄米や雑穀類に含まれるレクチンは

    加熱しても破壊できません

    ただ、唯一穀類のレクチンを減らす方法は

    発酵させる事です。

    十分に発酵させてから圧力調理器で加熱すれば

    安全に食べられるでしょう。

    穀類の中で一番安全なのは白米です。

    お米を白米にする事で、レクチンを一切含まず

    腸内ガスも発生しない最も腸に優しい炭水化物になります。

    ③小麦(特に全粒小麦)

    • パン、パスタ、うどんなど小麦を使った食べ物
    • 全粒粉パンやパスタなど

    小麦にはグルテンというレクチンが含まれています。

    また、全粒粉にはグルテンよりも危険な

    WGAというレクチンが含まれています。

    食品としては「ふすま」に多くあります。

    WGAはリーキーガットをガットを引き起こすだけではなく

    分子が非常に小さい為、腸壁に吸収されやすいという性質があります。

    血液中に吸収されたWGAが関節の軟骨に結合すると

    軟骨が免疫の攻撃ターゲットになってしまい

    関節炎が起きます。

    小麦アレルギーがない人でも
    小麦を常食する事で腸内で慢性炎症が起きていて
    それが日々の体調不良の原因になっているかもしれません
    因みに私は小麦を極力摂らなくなっただけでも
    かなり体調が良くなりました。
    (本当はもっと食べたいですけどね←)

    ④ナス・ウリ科

    • ナス
    • トマト
    • ジャガイモ
    • ピーマン
    • 胡椒
    • キュウリ
    • カボチャ
    • スイカ
    • ゴーヤ など

    ナス科植物に含まれるレクチンは「ソラニン」です。

    ソラニンは強力な毒性のあるステロイドアルカロイドで

    いくら加熱しても毒性は無くなりません

    因みにナス科のジャガイモは

    130℃以上に加熱すると、ジャガイモに含まれるアスパラギンというアミノ酸が

    糖質と反応して発がん性の強い「アクリルアミド」というAGEs(終末糖化産物)が生成されます。

    高温で調理されるフライドポテトポテトチップスコロッケなどは

    アクリルアミドが多く含まれています。

    ナス科・ウリ科に野菜は皮と種を取り除くことで

    レクチンを大幅に減らす事ができます。

    私はナスやピーマンなど
    ナス・ウリ科の野菜が好きなのでちょっとショックでしたが
    関節の痛みがある方が辛いので
    食べる頻度を減らしました💦

    その他の要因

    上記のリーキーガットの原因物質以外にも
    リーキーガットの原因と言われているものがあるので
    それらを簡単に紹介しますね。

    • NSAIDs(非ステロイド系抗炎症剤)
    • 制酸剤(胃薬)
    • カフェイン
    • ジャンクフード
    • 寄生生物や病原菌
    • 食品アレルギー
    • 食品添加物
    • 農薬のついた食べ物
    • 遺伝子組み換え食品
    • 銀歯などの歯科金属
    • 慢性的なストレス

    リウマチの方で
    NSAIDsロキソニンセレコックス
    制酸剤レパミピドランソプラゾール
    処方される方は多いと思いますので
    なぜNSAIDsと制酸剤がリーキーガットの要因になるのか
    詳しく説明しますね。

    NSAIDs(非ステロイド系抗炎症剤)

    NSAIDsは体内を循環している小さな伝達系であるプロスタグランジンを遮断することで

    痛みや熱、炎症を抑制します。

    プロスタグランジンの中には治癒や修復をするものもあれば

    痛みや炎症を起こすものもあります。

    NSAIDsの問題はプロスタグランジンを全て遮断してしまう事にあります。

    これにより、痛みや熱、炎症を抑える事はできても

    治癒プロセスは断ち切られてしまいます。

    消化器官は3〜5日ごとに細胞の修復、新陳代謝をしますが

    長引くNSAIDsの使用は、その修復、新陳代謝を遮ってしまうんです。

    またNSAIDs自体、副作用として腸粘膜のダメージを与えてしまうので

    それによる消化器官の炎症、出血を起こしてしまい

    胃や十二指腸の潰瘍や炎症性腸疾患の発症リスクをあげてしまいます。

    NSAIDsは時々使うだけでも
    リーキーガットを誘発してしまうので

    どうしても痛み止めを使いたい時は
    比較的副作用の少ないカロナールなどのアセトアミノフェン系の薬を
    選んだほうがいいかもしれませんね💦

    制酸剤(胃薬)

    制酸剤は病原菌などの有害物質を無毒化したり

    消化を行うための胃酸を抑制し、高くあるべき胃の酸性度を下げてしまいます。

    制酸剤の使用により、十分に食物を消化できず、病原菌などの有害物質の無毒化を十分に行えない事で

    未消化物の食物や有害物質が小腸にまで流れ込んでしまう為

    結果、リーキーガットを起こす要因となってしまうのです。

    胃液はタンパク質からできていて
    十分な胃液を分泌する為には
    胃液の原料になるタンパク質が必要です。

    ですが、リーキーガットになると
    栄養吸収障害が起きてしまい
    必要なタンパク質が得られ無くなります。

    その中で制酸剤を使用し続けたら…😱

    負のループにハマってしまいますね💦

    リーキーガット予防対策法

    さぁ、それでは
    問題のリーキーガットの予防と対策方法についてお話ししますね!

    全てを実践するのは大変なので
    出来るところから徐々に試してみて下さい
    私も全てを完璧になんてできませんw

    カンジタ菌を増やさない

    • 安易に抗生物質を飲まない
    • 抗生物質を飲まなければいけない時はビフィズス菌やプレバイオティクスなどの善玉菌を飲むなど、腸のケアを行う
    • 甘いものを控える(糖質はカンジタ菌の餌になる為)
    • 調味料の砂糖の代替としてステビアやラカントがオススメ(人工甘味料はダメゼッタイ)
    • 炭水化物を減らす(主食は白米がオススメ)
    • GMO(遺伝子組み換え)食品や添加物を避ける(善玉菌を減らしカンジタ菌を増やすから)
    • なるべく質の良いタンパク質や無農薬の野菜を摂る
    • 同じものばかりを続けて食べない(1つの物に偏ると善玉菌が増えにくいです)
    • カビの生じやすい食品を避ける(トウモロコシ、コーヒー、小麦、ナッツ類、アルコール、チーズ、バナナなど)

    抗真菌作用を持つ食品やハーブ、サプリメントを活用する

    • ニンニク
    • わさび
    • 梅干し、梅肉エキス
    • グレープシードオイル
    • オレガノ、オレガノオイル
    • ココナッツオイル、MCTオイル
    • ローズマリー
    • クローブ、クローブオイル
    • シナモン
    • ゴールデンシール
    • オリーブの葉
    • パウダルコ
    • ニーム
    • リンゴ酢
    • エキナセア
    • ブラックウォールナッツ
    • ホロピト
    • ワームロッド
    • ウワウルシ
    • ラクトフェリン
    • DPPⅣ(消化酵素)
    • ビタミンB6
    • ビオチン

    私は食事の中でニンニクをよく取り入れていて
    上記のハーブが複数入っているサプリメントを飲んでいます。
    それだからか、カンジタ膣炎にはならなくなりました!

    レクチンフリー

    • 「レクチンを多く含む食品」で紹介したレクチン含有量の多い食品を控える
    • レクチンの少ない食品を選んで積極的に食べる

    下にレクチンの少ない食品をまとめたので
    参考にしてみて下さい

    • 白米
    • 海藻類
    • アブラナ科の野菜(ブロッコリー、キャベツ、白菜など)
    • 葉野菜(レタス、水菜、ほうれん草、モロヘイヤなど)
    • 根菜(大根、人参、玉ネギ、菊芋、かぶ、サツマイモ、里芋、蓮根、ごぼう)
    • その他の野菜(オクラ、セロリ、アスパラガス、ニンニク)
    • キノコ類
    • 果物(アボカド) など

    リーキーガット予防にオススメの成分・料理

    水溶性食物繊維

    食物繊維には不溶性食物繊維水溶性食物繊維2種類があります。

    不溶性食物繊維は摂りすぎると腸内ガスを発生し、腸壁を傷つけ逆に便を固くさせるというデメリットがあります。

    水溶性食物繊維は腸壁を保護し、腸の内容物を柔らかくする作用があるので

    リーキーガットに加え便秘解消にも役に立ちます。

    私はネットで難消化性デキストリン(水溶性食物繊維)を買って
    プロテインなどの飲み物に少し入れて摂っています

    シクロデキストリン

    シクロデキストリンは水溶性食物繊維の一種

    「環状オリゴ糖」とも呼ばれています。

    シクロデキストリンにはアルファ・ベータ・ガンマの3種類ありますが

    アルファ・シクロデキストリンには大腸内の善玉菌を増やし、腸内環境改善効果があります。

    具体的に説明すると

    善玉菌がシクロデキストリンを摂る事で、酪酸などの短鎖脂肪酸を作り出し

    短鎖脂肪酸免疫の暴走を制御する「Tレグ」というリンパ球を増やしてくれるので

    腸内環境が改善されるというわけです。

    シクロデキストリンには他にもこんな効果が!

    • 有害な油脂(トランス脂肪酸など)やアレルゲンを吸着して排出する
    • 糖の吸収を遅くして、食後血糖値の上昇を抑える
    • 加熱しても変性しないので調理に向いている(難消化性デキストリンは変性します)
    • アレルギー改善効果(上記で説明したTレグによる効果です)

    私はまだシクロデキストリン試した事がないんですが
    今飲んでる難消化性デキストリンが無くなったら
    試してみようと思います!

    L-グルタミン

    小腸粘膜に絨毛を丈夫にする最も重要な栄養素L-グルタミンです。

    L-グルタミンは腸管の主なエネルギー源

    絨毛を発達させて腸壁を丈夫にし免疫細胞が細菌やウイルスを無毒化するのを助けます。

    また、創傷の治癒を促進し、抗うつ作用もあると言われています。

    L-グルタミンは毎日EAAと混ぜて飲んでいます。
    飲み出してから子供からの風邪を貰いにくくなって
    疲れにくくなった気がします。

    ボーンブロス(骨のスープ)

    牛骨や豚骨、鶏ガラなどを煮込んで作ったボーンブロス

    リーキーガットになった腸壁を修復するのに効果的な料理です。

    それはなぜかと言うと

    ボーンブロスにはコラーゲンが豊富に含まれているからです。

    コラーゲンは開いた穴を塞ぐような働きをしてくれます。

    また、腸管はタンパク質からできているので

    タンパク質の一種であるコラーゲン(ペプチド化したタンパク質)を摂ることで

    腸管の正常な新陳代謝を保てるので

    一石二鳥な料理と言えますね!

    私は牛骨や鶏ガラをネギやニンニク生姜と一緒に
    炊飯器に入れてボーンブロスを作っています!

    作るのが面倒臭い時は
    骨髄パウダーとかをお湯に溶かして飲んでます😆

    まとめ

    それでは

    本記事で一番伝えたい事をまとめますね!

    1. リーキーガットとは何らかの影響により腸管にある絨毛の結合が緩むことで、本来は通過できない未消化物や細菌、ウイルスなどの病原菌が腸管から血液内に流入してしまう状態を指す
    2. リーキーガットにより血液内に流入してしまった未消化物や細菌、ウイルス等を体内の免疫細胞が異物と判断し、それを攻撃・排除しようとする=炎症が起きる
    3. リーキーガットによる炎症により様々な不調疾患を引き起こす原因となる
    4. リーキーガットによる疾患で一番多いのはリウマチなどの自己免疫疾患
    5. リーキーガットの原因は腸の炎症
    6. 腸の炎症を起こす要因は様々あるが、主たるものはカンジタ菌とレクチン
    7. カンジタ菌を増やさない、レクチンの少ない食事をする事が大切
    8. それ以外に腸の働きを改善する方法を実践するのも大事
    9. 全てを厳格に実施するのは大変だから出来るところから試すのが一番!(ストレスが一番危険)

    おわりに

    お読みいただきありがとうございました☺️

    リウマチとリーキーガットの関連性を何となく知りつつも

    何でリーキーガットがリウマチの原因になるのか説明できるほど知識は無かったので

    当記事を作成するために複数の文献を読みました。

    それによって私自身も勉強になりましたし

    上記の事を実践したことで、前より確実に関節の痛みや腫れが少なくなりました!

    この記事があなたのお役に立てたら幸いです!

    これからもリウマチ寛解の為の情報を発信していきますので

    良かったらまた見に来てくださいね!

    あと一人でも多くの苦しむリウマチさんの助けがしたいので

    SNSで当ブログをシェアしてくれると非常に嬉しいです!

    (下にシェアボタンあります!)

    スポンサーリンク
    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!

    この記事を書いた人

    当ブログは20代でリウマチを発症した30代看護師ママのリッチが
    内服薬ゼロでリウマチ寛解という目標を達成するまでのプロセスや
    その方法、知識を発信しています!
    (2022年6月現在アザルフィジンのみになりました!)

    ここのブログが良いと思ってくれたら他の人にもシェアハピしてね♪♪

    スポンサーリンク

    目次