貧血による頭痛は鉄・タンパク質で良くなる!

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    定期的に頭痛が起きて
    解熱鎮痛薬が手放せない人は多いのではないでしょうか?
    当記事では頭痛が起きるメカニズム
    薬以外の対処法をお伝えします!

    忙しい人は【まとめ】だけでも読んでみてね!

    目次

    はじめに

    当記事はこれらの著書を参考に作成しました。

    そもそもなぜ鉄・タンパク質不足になると頭痛が起きるの?

    血球成分の一つであるヘモグロビンには酸素を全身に運搬すると言う働きがあります。

    ヘモグロビンは鉄とタンパク質でできている

    それらが不足すると

    全身に送る酸素が少なくなって

    酸欠状態になる事で頭痛が引き起こされると言われています。

    鉄不足によって起こる症状(頭痛以外で)

    • 関節痛腰痛
    • 冷え性
    • 倦怠感、慢性疲労
    • 不眠
    • 朝なかなか起きられない
    • めまい、立ちくらみ、耳鳴り
    • 息切れ、動悸
    • イライラしやすい、些細なことが気になる
    • 落ち込みやすい
    • 抑うつ
    • 集中力低下
    • 物忘れ
    • アザができやすい
    • シミ、シワ、ニキビなどの肌荒れ
    • 不妊
    • 食欲低下
    • 喉の違和感 

    鉄・タンパク質不足=貧血

    貧血とは

    ヘモグロビン濃度が減少した状態を指します。

    ヘモグロビン減少の原因は様々ありますが

    貧血の種類の中で一番多い、鉄欠乏性貧血

    ヘモグロビンの材料である鉄やタンパク質などが不足する事で起きる為

    結果、鉄・タンパク質不足=貧血となるわけです。

    貧血の指標

    WHO基準ではHb(ヘモグロビン)の値

    成人男性は13g /dl未満

    成人女性や小児は12g /dl未満

    妊婦や幼児は11g /dl未満

    の場合、貧血であると定められています。

    あれ?私12g /dl以上あるけど
    鉄不足の症状幾つも当てはまるな
    なんでだろ?

    私もHb 12g /dl以上あるのですが
    鉄サプリを飲み忘れた時や生理の時は
    上記のような症状が出ます。
    それは何故かをこれから説明しますね。

    実は多い かくれ貧血(潜在性鉄欠乏症)

    隠れ貧血潜在性鉄欠乏症)とは

    貧血はないが貯蔵鉄(フェリチン)が不足した病態を言います。

    フェリチンとは、体内の組織の細胞内に存在し

    鉄と結合しているタンパク質の1種です。

    体内の鉄は

    赤血球内のヘモグロビンに含まれるヘム鉄

    肝臓・筋肉などに貯蔵されている

    貯蔵鉄(フェリチン)の2つに分かれていて

    このフェリチンが不足すると

    貧血はなくとも鉄不足の症状が現れると言うわけです。

    鉄欠乏性貧血は日本人女性全体で約1割
    月経のある女性では全体の約2割と言われている中で

    潜在性鉄欠乏症は全体の約4割だそうです。
    そうなると
    日本女性の2〜3人に1人は潜在性鉄欠乏症という事になりますね💦

    この事を知ると
    多くの女性が頭痛などの
    様々な不調に悩まされている理由がなんとなく分かりますね。

    潜在性鉄欠乏症の診断基準

    私が調べた限りでは

    明確な診断基準値は無かったのですが、

    フェリチン値が12~15mg /ml以下の場合

    潜在性鉄欠乏症と診断されるみたいです。

    (個々の医師によって診断基準はまちまちらしいです。)

    因みに私がよく参考にしている
    精神科医の藤川徳美先生は
    50mg /ml以下で
    潜在性鉄欠乏症の症状が出てくる
    と言われていて
    藤川徳美先生のクリニックでは
    50mg /ml以下で鉄剤を処方しているそうです。

    潜在性鉄欠乏症はうつ病やパニック障害などの精神疾患の原因にもなる

    精神科医の藤川徳美先生によると

    うつ病やパニック障害などの精神疾患と

    鉄・タンパク質不足には

    密接な関係があるのだそうです。

    鉄分には

    ・心を安定させるセロトニン

    ・やる気を促すノルアドレナリン

    ・快楽や多幸感を与えるドーパミン

    といった神経伝達物質を作る際に必要な酵素を助ける働きを担っており

    タンパク質は酵素の材料になる為

    鉄・タンパク質不足状態である潜在性鉄欠乏症

    うつ病パニック障害などの精神疾患の原因となるわけです。

    PMS(月経前症候群)も鉄・タンパク質不足が原因な事が多い

    生理前になると

    うつ病まで行かなくとも落ち込みやすくなったり

    いつもよりイライラしたりと情緒不安定になりませんか?

    頭痛や腰痛など【鉄不足によって起こる症状】に書かれている症状が現れる方も多いはず。

    一般的にPMS(月経前症候群)は

    排卵から月経までの期間(黄体期)に

    卵胞ホルモンと黄体ホルモンが

    急激に低下することで

    脳内のホルモンや神経伝達物質の異常を引き起こす事が発症の原因と言われています。

    ここまで通しで読んだ方なら

    勘づいてると思いますが

    ホルモンを作るにはタンパク質が必須

    神経伝達物質を作る際にも鉄が必要です

    つまり

    ホルモンや神経伝達物質の材料が月経時足りなくなる事で

    これらの諸症状が現れるというわけです。

    藤川徳美先生の患者さんで
    貧血または潜在性鉄欠乏症の人に鉄・タンパク質を十分に摂ってもらったら
    PMSの症状が軽減したという人が沢山いらっしゃるそうです。

    貧血(潜在性鉄欠乏症も含む)解消法

    それでは肝心の貧血解消法に移っていきましょう!

    要は不調や貧血などの疾患は

    鉄・タンパク質不足が原因なので

    まずは不足を補いましょう!

    ただ、体の中は複雑なので

    鉄とタンパク質を摂ればすぐ問題が解決するわけではありません😅

    かといって、何もしなければ何も変わりません。

    下記の方法を長い眼で行なっていく事で

    少しずつ不調や疾患の症状が

    和らいで行きますので

    皆さんも私と一緒に気長にやっていきましょう!

    効果的な鉄・タンパク質補給は肉・魚・卵!

    効果的な鉄・タンパク質補給源は肉・魚・卵と言った動物性食品です!

    逆にほうれん草やヒジキなどの鉄分が含まれている植物性食品は非効率です。

    それは何故かというと

    鉄分は動物性食品に含まれているヘム鉄

    植物性食品に含まれている非ヘム鉄の2種類に分かれていて

    その中の非ヘム鉄は、肉・魚・卵などに含まれているヘム鉄の10分の1ほどしか

    含まれていない上、腸管に吸収される際に野菜などに含まれる食物繊維や

    玄米などに含まれるフィチン酸などの作用で吸収が阻害されます。

    またそれらによって胃壁や腸管が荒れやすいとも言われています。

    一方、ヘム鉄は鉄イオンがポルフィリン環というものに囲まれているため

    食物繊維やフィチン酸などからの

    吸収阻害を受けにくく

    胃壁や腸管を荒らしにくいという特徴があります。

    また、タンパク質から作られる

    ヘムオキシナーゼという酵素が

    ヘム鉄の吸収量を調節してくれますので

    鉄の過剰摂取にもなりにくいと言ったメリットもあります。

    これらの理由から

    鉄・タンパク質摂取には動物性食品がオススメなんです!

    鉄分の吸収を阻害する食品に注意!

    吸収を阻害する食品&成分

    • コーヒー、緑茶、紅茶などに含まれるタンニン
    • 牛乳などの乳製品に含まれるカルシウム
    • 玄米など穀類の外皮(ふすま)に含まれるフィチン酸
    • おからなどの大豆食品、穀類、野菜等に含まれる食物繊維
    • ビタミンE亜鉛のサプリメント

    肉・魚・卵は前述でも述べた通り
    これらの吸収阻害を受けにくいとは言れていますが
    鉄を効率良く摂取する為に
    気持ち低糖質、サラダなどの野菜は
    掌に乗る程度の量にした方がいいかもしれませんね。

    鉄分の吸収を促進する食品

    吸収を促進する食品&成分

    • 柑橘系の果物などに含まれるビタミンC
    • 梅干しなどの酸っぱいものに含まれるクエン酸
    • 肉・魚・卵などに含まれるタンパク質

    食の細い人はプロテインなどのサプリメントを活用してみて!

    人によっては、そんなに毎日肉・魚・卵ばっかり食べられないよ!って方もいらっしゃると思います。

    そんな時はサプリメントを活用してみて下さい!

    私も毎食毎食自炊は辛いですし

    やっぱり食べ物だけじゃ

    必要な栄養素を補うのは難しいので💦

    藤川徳美先生が提唱している

    分子栄養療法を参考に

    プロテインなどのサプリメントを

    大いに活用しています😆

    そのお陰で持病のリウマチは

    大分良くなりましたし

    頭痛の頻度がめっきり減って

    子供に対するイライラがすごい減りました✨

    藤川徳美先生の本書では

    その詳しい方法や

    その人に必要な鉄とタンパク質の摂取量など

    丁寧に説明してありますので

    当記事を読んで興味を持たれた方は

    1度読んでみる事をオススメします!

    あとサプリメントって言っても何使えばいいの?っていう方は

    私がオススメするプロテインとサプリメントをまとめていますので(全部私が使用して良かった物)

    良かったら参考にしてみてください!

    \ サプリメントはこっち /

    \ プロテインはこっち/

    まとめ

    それではまとめに入っていきましょう!

    • 頭痛は赤血球に含まれるヘモグロビンの減少によって起こる
    • ヘモグロビンの材料は鉄とタンパク質
    • よって鉄とタンパク質が不足すると必然的にヘモグロビンも減る
    • つまり鉄・タンパク質不足=ヘモグロビン減少
    • ヘモグロビンが減っている状態を貧血という
    • 従って鉄・タンパク質不足=ヘモグロビン減少=貧血
    • 日本女性の2〜3人に1人は貧血または潜在性鉄欠乏症
    • 貧血になると頭痛以外にも様々な不調をきたす
    • また、貧血によってうつ病やパニック障害などの精神疾患にもなり得る
    • PMS(月経前症候群)も鉄・タンパク質不足が原因な事が多い
    • 貧血解消には肉・魚・卵などの動物性食品を積極的に摂ろう!
    • 食品の中には鉄分の吸収を阻害する物があるから注意してね
    • 逆に吸収を促進する食品を意識して摂ってみてね

    おわりに

    読んで頂きありがとうございました!

    この記事をキッカケに

    あなたの辛い不調が少しでも

    和らいでくれたら嬉しいです😊

    一気に全部を行うのは大変なので

    いつもよりタンパク質多めの食事にするなどと言ったところから初めてみて下さいね!

    この記事が役に立ったと思って頂けたら

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    この記事を書いた人

    当ブログは20代でリウマチを発症した30代看護師ママのリッチが
    内服薬ゼロでリウマチ寛解という目標を達成するまでのプロセスや
    その方法、知識を発信しています!
    (2022年6月現在アザルフィジンのみになりました!)

    ここのブログが良いと思ってくれたら他の人にもシェアハピしてね♪♪

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